皆様、こんにちは。什器たろうでございます。
今回は、調剤薬局の受付カウンターおよび投薬カウンターの製作から、工場検品、そして現場への搬入・設置までを行なった事例をご紹介いたします。
近年、調剤薬局の現場では業務の省力化や効率化が進んでおり、患者様がモニター越しに薬剤師と対話をして処方を受けるといった、新しいスタイルの店舗が増えつつあります。今回の改装工事も、そうした次世代の導線とレイアウトに合わせた特注カウンターのご依頼でした。
どのように形になり、現場に納められていくのか、そのプロセスを順を追って解説いたします。
1. 現場のレイアウトを再現する「工場検品」
図面通りに什器の各パーツが組み上がった後、コレカでは出荷前に必ず工場内で仮組みと検品を実施いたします。

特に今回のような複数台が連なるカウンターや、プライバシーに配慮したパーテーション(仕切り)が組み合わさる什器の場合、一つひとつの寸法精度が全体の仕上がりに直結します。現場へ持ち込んでから「寸法が合わない」といったトラブルを防ぐため、工場という広いスペースを活用して実際の配置を再現し、仕上がり寸法の最終確認を念入りに行います。

2. 現場でのレベル合わせと連結作業
検品をクリアした什器を現場へ搬入し、いよいよ設置作業に入ります。

建物の床は、目視では平らに見えてもわずかな不陸(傾きや凹凸)が存在します。そのため、複数のカウンターを綺麗に並べるためには、現場での「レベル合わせ(水平調整)」が欠かせません。

職人が水平器を用いてミリ単位で高さを調整し、カウンター同士をしっかりと連結させることで、隙間や段差のない美しい一体感のある仕上がりを実現します。
3. 電気工事との連携によるスムーズな配線処理
モニターを使用したオンライン投薬や、レジ・パソコン機器などを多用する現代の薬局カウンターにおいて、配線の処理は非常に重要なポイントです。

現場では、あらかじめ電気工事業者様が床下や壁面から仕込んでおいた配線を、カウンター内部の適切な位置へと取り込んでいきます。什器の設計段階から配線経路(ルート)や開口部を計画しているため、煩雑になりがちなケーブル類もカウンターの内部にすっきりと収めることが可能です。これにより、患者様側からは配線が見えない、清潔感のある受付空間を保つことができます。

什器たろうのまとめ
調剤薬局のあり方が変わり、省力化やモニター越しの対話といった新しいサービスが普及するにつれ、求められる什器の形状や機能も変化しています。
そうした新しいニーズに応えるためには、単に木箱を作るだけでなく、事前の入念な工場検品、現場での正確な連結技術、そして電気設備など他業種とのスムーズな連携が不可欠です。
時代の変化に合わせたレイアウト変更や、機能性を重視した店舗改装をご検討の際は、現場に寄り添う丁寧なモノづくりを信条とするコレカへぜひご相談ください。
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