こんにちは、什器たろうです。
連日ニュースでも取り上げられている「ナフサ不足」の問題。 特注什器の製作現場でも、接着剤や塗料、プラスチック材料などの供給という形で少なからず影響が出ています。
「実際のところ、什器の製作はストップしていないの?」とご心配されるお客様もいらっしゃるかと思います。 そこで今回は、2026年5月現在のリアルな状況をお伝えするため、日頃お世話になっている「木工工場」「塗装工場」「アクリル工場」の各担当者に直接ヒアリングを行いました。
目次 [非表示]
- 木工工場の声:ゴム糊の制限と「使わない工法」でのカバー
- 塗装工場の声:シンナーの供給制限と現状
- アクリル工場の声:材料の入荷減、ただし稼働は継続中
- まとめ
1. 木工工場の声:ゴム糊の制限と「使わない工法」でのカバー
木工什器の製作でメラミン化粧板を貼る際に欠かせない「ゴム系溶剤形接着剤(通称:ゴム糊)」。こちらもナフサ由来のため供給制限がかかっています。
【ヒアリングによる現状】 木工工場からは、「注文した全量が希望通りに入荷するわけではない」という声が上がっています。しかし、必要最低限の量は確保できており、製作がストップする状況ではありません。
【コレカの対策】 さらにコレカでは、ゴム糊の供給不足に対する根本的な対策として、「ゴム糊を使わずにメラミン化粧板を接着する製作方法」をすでに稼働させています。別の接着材やプレス圧着などの別工法を用いることで、ゴム糊の入荷量に左右されずに高品質な什器を作り続ける体制を整えています。
2. 塗装工場の声:シンナーの供給制限と現状
スチール什器などの金属塗装現場においても、塗料やそれを薄める「シンナー」などの溶剤がナフサ不足の影響を受けています。
【ヒアリングによる現状】 塗装工場に確認したところ、やはりシンナー類の入荷には制限が続いているとのことでした。しかし、「工場間で手持ちの材料をシェアする」「効率的な塗装スケジュールを組む」といった工夫により、工場のラインが止まるような事態には陥っていません。
3. アクリル工場の声:材料の入荷減、ただし稼働は継続中
店舗のサインやディスプレイ什器に欠かせないアクリル板などの樹脂材料も、元をたどれば石油化学製品です。
【ヒアリングによる現状】 アクリル工場にヒアリングしたところ、「木工や塗装と同じく、注文した材料が100%全数入荷しているわけではない」という実情がありました。 しかし、「材料不足によって工場の機械や稼働がストップしていることは、今のところ一度もない」と力強い回答をもらっています。各工場が在庫管理を徹底し、やりくりをしてくれているおかげです。
まとめ

木工・塗装・アクリルの各工場へヒアリングをした結果、共通していたのは「メーカーからの入荷制限はあるものの、知恵と工夫で工場の稼働はしっかり維持している」という頼もしい現状でした。
ニュースだけを見ると不安になるかもしれませんが、コレカと各協力工場のネットワークは現在も問題なく稼働しております。 新しい接着工法などの技術的なアプローチも取り入れながら、納期と品質をしっかり守ってまいりますので、店舗什器の製作はどうぞ安心してコレカにご相談ください。
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