皆様、こんにちは。特注什器の専門家、什器たろうでございます。
今回は、オフィス内に「ラーメン試食カウンター」を納品・設置した事例をご紹介いたします。
クライアント様は、全国の飲食店へ業務用ラーメンスープを提供されている企業様です。実際のラーメン店ではなく、オフィス内に新設された「テストキッチン兼、試食コーナー」を構築するプロジェクトとしてご依頼いただきました。
デザインから実用性まで、細部にまでこだわった今回の納品事例について、いくつかのポイントに分けて解説いたします。
1. AI生成画像を起点としたモノづくり
お客様が「このような空間にしたい」とAIで作成されたイメージ画像をお持ち込みになったところからスタートいたしました。 AIが描いた理想のイメージ像をベースにお打ち合わせを重ね、当社が具体的な什器の図面に落とし込み、製作から現地での設置までを一貫して担当しております。

2. 搬入制限をクリアする「3分割構造」
設置場所はオフィスビル内となるため、エレベーターや通路の寸法など、搬入経路には当然ながら制限が生じます。 大型のカウンターをそのまま搬入することは不可能なため、本体を3分割した状態で工場から出荷し、現地へ搬入する設計を採用いたしました。

3. 職人技術による「ビスケットジョイント」での連結
分割して搬入したカウンターは、現場にて職人が一つのカウンターへと連結作業を行います。 その際、天板のレベル(水平)を正確に調整し、継ぎ目の段差をなくすために「ビスケット」と呼ばれる木材の接合材を使用しております。現場での職人の緻密な作業により、つなぎ目を感じさせない美しい仕上がりを実現しました。

4. 試食と業務を両立する「USBコンセント・間接照明」
単なる試食用の台ではなく、PCを使用した業務やミーティングも想定される空間です。 そのため、天板には利便性の高いUSBポート付きのコンセントを設置いたしました。さらに、手元を美しく照らす間接照明も組み込み、オフィス内でありながら上質な飲食空間を演出しています。

5. 将来を見据えた「取り外し式」の背板構造
照明やコンセントを設置しているため、カウンターの内部には電気配線が通っております。 将来的な電気関係のメンテナンスやトラブルへ迅速に対応できるよう、カウンターの背板は「取り外し式」の構造といたしました。製作して終わりではなく、納品後の運用・保守のしやすさも考慮した設計となっております。

什器たろうのまとめ
AIのイメージ画像という新しい入り口から始まり、搬入経路を考慮した分割設計、現場での精密な連結作業、そしてメンテナンス性への配慮。一見するとシンプルなカウンターですが、その裏には特注什器ならではの多くの計算と工夫が詰まっております。
「オフィス内に特殊な用途の空間を作りたい」「頭の中にあるイメージ(あるいは画像)を現実の什器にしたい」といったご要望がございましたら、ぜひ私どもコレカにご相談ください。確かな技術と提案力で、理想の空間づくりをサポートいたします。

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