皆様、こんにちは。特注什器のスペシャリスト、什器たろうでございます。
本日は、日頃より特注什器の製作を依頼している川崎の木工工場への訪問レポートをお届けいたします。
私たちがモノづくりにおいて最も心血を注いでいること。それは「お客様との綿密な打ち合わせ」はもちろんですが、実はそれ以上に「実際に手を動かす職人との協議」に圧倒的な時間と熱量を割いています。
なぜなら、図面を渡すだけで現場の職人と密な連携をとらなければ、お客様の理想と最終的な完成品に必ず「ズレ」が生じ、全く異なる製品になってしまうからです。
今回は、その品質を担保するための現場での取り組みをご紹介いたします。
1. 図面だけでは伝わらないニュアンスの「翻訳」
新規製作の什器において、最初の関門となるのが図面をもとにした初期すり合わせです。


図面には寸法や材質が正確に記載されていますが、「お客様がどのような空間で、どのように使用されるか」という立体的な背景までは表現しきれません。そのため、図面を職人の現実的な構造へと「翻訳」する作業が不可欠となります。 「長期使用の耐久性を保つための見えない補強の追加」や「現場での設置を見据えた構造変更」など、職人の専門的な知見を交えて徹底的に議論することが、高品質な什器製作の第一歩となります。
2. 完成後の手遅れを防ぐ「中間検品」
図面上の打ち合わせが完了し製作が進行しても、完成まで任せきりにすることはありません。骨組みや下地が形成され始めた段階で、必ず工場へ赴きます。

この中間検品の目的は、完成後に発覚しては取り返しのつかない事態を未然に防ぐことにあります。実際の立体物として組み上がり始めた段階で寸法や構造を直接目視し、図面と現実のわずかな認識のズレをその場で修正いたします。この「職人との対話の回数」が、そのまま製品の精度に直結するのです。
3. 妥協を排した最終段階の「仕上がり確認」
組み上げがさらに進み、いよいよ完成の全貌が見えてきた最終段階においても、再度厳しい品質確認を行います。

表面の化粧板が美しく施工されているか、扉や引き出しの建付けに狂いはないか。初期の図面打ち合わせや中間検品で職人と徹底したすり合わせを行ってきたからこそ、この最終段階において「お客様のご期待を超える高品質な什器」が姿を現すのです。
什器たろうのまとめ
特注什器製作は、単に図面を工場に流して終わるものではありません。 お客様の想いを私たちが正確に汲み取り、それを熱量とともに職人へ直接伝え、共に考え抜かなければ、決して正しい形にはなりません。
「お客様に対する以上に、職人と幾度も打ち合わせを重ね、現場と一体となってモノづくりに真摯に向き合う」
これが、私どもコレカの揺るぎないモノづくりの姿勢です。品質に一切の妥協を許さない店舗什器の製作をご検討の際は、職人との強い連携を誇るコレカ、そして什器たろうにぜひご用命ください。
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