「魅せる」と「収納する」を両立させた壁面収納棚
今回製作したのは、オフィスに設置する特注サイズの壁面収納棚です。
壁面の寸法にぴったり合わせて製作しており、収納力とデザイン性を両立しています。
ショールームを兼ねたスペースということもあり、「見せる展示」と「隠す収納」の両方を意識した形状です。
展示物に合わせたオープン棚設計
製品サンプルや小物など、展示するアイテムのサイズに合わせてオープン棚部分の寸法を調整しています。
利便性の面では可動棚も検討しましたが、棚柱やダボ穴が見えることでごちゃついて見えるため固定棚を採用しました。
その結果、ラインが揃ったすっきりとした見た目に仕上がっています。
下部収納は実用性を重視
腰より下の部分は、製品の在庫や書類を整理できる鍵付き収納に。
内部には可動棚を設け、収納するものに合わせて高さを自由に調整できるようにしています。
見せる上部と実用的な下部で役割を分けた構成です。
スペースに合わせた最適設計
設置する壁面サイズにぴったりと収まるよう設計し、材料の歩留まりにも配慮した寸法で製作しました。
限られたスペースを最大限に活かす設計により、無駄のない仕上がりになっています。
素材とカラーの調和
壁のグリーンのクロスに合わせ、複数のメラミン化粧板サンプルから最適な品番を選定。
ナチュラル色の木目とグリーンの組み合わせが柔らかく、落ち着いた印象を演出しています。
オフィスでの業務と展示、どちらの用途にも調和する空間となりました。










