案件概要
- クライアント:某カーディーラー
- アイテム:デスク・キャビネット・パーテーション(3点セット)
- 特徴:すべて特注設計
- 製作体制:量産展開を視野に入れた製作設計
デザインの意図を忠実に反映
今回の什器は、デザイン会社様による設計図面をベースに製作しました。
木目調×ホワイトを基調とした配色や、線の抜き/見せ方など、設計意図を忠実に再現することを第一に考えています。
特注でありながら量産対応
すべての什器を特注仕様としつつ、将来的に複数店舗展開できるよう、寸法制度・加工仕様・組立手順を標準化。
初号機から量産機まで、品質を揃えるための治具設計・基準化を行いました。
デスク製作における精度管理
アルミ脚フレームの強度と寸法精度を確保するため、仮組み検証を実施。
補強板や接合部の処理にも注意を払い、見た目の美しさと構造的安定性の両立を図っています。
キャビネットの仕上げと可動性
キャビネットでは、引き出し・扉の可動性・スムーズさを重視。
塗装ムラやエッジ処理の品質管理を徹底し、仕上げ段階での検査をすべてのユニットで実施しました。
木目スリットパーテーションの表情
パーテーションは木目スリット仕様を採用。
レーザー加工+手仕上げを併用し、木目の通り・スリット割付などを正確に管理。
光の入り方や空間への馴染みまで計算した設計です。
完成・納品後の印象
設置後、什器の木目とホワイトのコントラストが、ショールーム空間に落ち着きと品格を与えました。
別角度からも全体のラインの整いと素材の表情が際立ち、
デザイン・設計・製作工程が一体となった品質が空間全体に反映されています。






