
こんにちは、什器たろうです。
最近のAIの進化、ほんとうに早いですよね。
画像を描いたり、文章を書いたりするだけじゃなくて、
デザイン提案や製作設計までAIがこなす時代が、もう目の前に来ているように感じています。
「この構造なら強度も大丈夫」「この素材ならコストを抑えられる」──
そんな判断をAIやこれからの量子コンピューターが、ほんの数秒で出してくる。
実は最近、お客様がAIでデザインした什器のデータをもとに、見積もりのご相談をいただくこともありました。
AIが描いたデザインを、どうやって実際の素材で形にしていくか。
そんな新しい相談が、少しずつ増えてきているんです。
こういう出来事を見ると、
AIが“考える側”に入り込み始めたことを、現場でも実感します。
でも同時に思うのは、どんなにAIが進化しても、
最後にお客様の前に立つのは“リアルなモノ”だということです。
目次
🔹AIが考えても、最後に“形にする”のは現場
AIや量子コンピューターの進化で、
設計や提案はこれからますます速く、正確になっていくと思います。
でも、AIが設計したデータを現実に落とし込むには、
素材の特性や加工の流れを理解して、
図面を“動く工程”に変える必要があります。
そこに、現場の知見が活きてきます。
AIが得意なのは理屈。
でも、実際に動かすための順序や手段を決めるのは人。
この2つをどううまくつないでいくかが、これからのモノづくりのカギになりそうです。
🔹コレカは、製造に特化した「什器製造のプラットフォーム会社」です
コレカは、
木工・スチール・アクリル・塗装・照明など、
さまざまな専門工場や職人さんをつなぎ、
製造・組立・検品までをまとめていく“実働型プラットフォーム”です。
いわゆるデザイン会社や代理店のような“上流のチーム”は持っていません。
どんな設計会社・ブランド企業とも、中立的な立場で関わることができるのがコレカの特徴です。
目的は、自社のデザインを押し出すことではなく、
「誰かが考えた良いデザインを、確実に・美しく・現実の世界で形にすること」。
AIがつくったデータでも、人が描いたスケッチでも、
それを**現実に落とし込む“場所”**として存在しています。
🔹営業という仕事も、少しずつ変わっていくかもしれません
AIが進化すると、営業という仕事の形も少しずつ変わっていく気がします。
お客様がAIに条件を入力すれば、自動で最適な製造先や見積もりが出てくる。
そうなると、「情報を伝えるだけ」「条件を整えるだけ」といった仕事は、
AIが代わりにやってくれるようになるかもしれません。
でも、現場を動かす営業。
つまり「どうやって形にするか」を考えて、
職人さんや工場と一緒にモノを動かす仕事は、残っていくと思います。
コレカは、その“動かす側”として、
現場とお客様の間に立ち、最後まで「形」にこだわっていきます。
🔹中間の会社は、これから少しずつ減っていくかもしれません。
AIが設計・見積・発注まで自動化できるようになれば、
“間に入るだけ”の会社は減っていくかもしれません。
でも、それは悪いことではなくて、
よりシンプルに「必要なところに価値が集まる」流れだと思います。
そして、その必要なところにあるのが、
実際にモノを動かし、組み立て、仕上げる現場です。
これからは、そういうリアルな力を持つ会社が
AI時代のモノづくりを支えていくんじゃないかなと思います。
🔹まとめ:AIが考えても、形にするのは人と現場
AIが設計し、量子が最適化し、
そしてコレカが、それを形にする。
コレカは、上流のデザインや営業を持たず、
あくまで中立的な立場で、全国の製造ネットワークをつなぐ「つくる仕組みの会社」です。
AIが考えるだけでは、世界は動かない。
実際に動かす会社が、次の時代の現場を支える。
そんな未来を想像しながら、
これからもコレカはリアルを動かすプラットフォームとして、
ものづくりに向き合っていきます。