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スチール什器ができるまで|工場の製作工程を写真で紹介

2025.09.30
什器コラム

普段お店や展示会で目にするスチール什器。実は、完成までにたくさんの工程と職人の手がかかっています。ここでは、実際の工場での流れを写真付きでご紹介します。まるで工場見学をしているような気持ちでご覧ください。

材料手配

什器製作の第一歩は、設計図に基づいて必要なスチール材料を揃えることです。角パイプやフラットバー、スチール板など、用途に合わせた素材を選定します。品質の安定性を確保するために、強度や表面処理の条件を満たした材料を仕入れることが重要です。

材料切断(鉄板やパイプをカット)

手配した材料は、指定されたサイズに切断されます。レーザー切断機や丸鋸切断機を使用し、精度の高いカットを行うことで、後工程でのズレや歪みを防ぎます。見た目の仕上がりにも影響するため、ここでの精密さが完成品の品質を左右します。


加工(穴あけや曲げ)

切断したスチール材を、デザインに合わせて曲げます。パイプベンダーやプレスブレーキを使い、角度や曲線を正確に形成。什器は見た目だけでなく強度も求められるため、設計通りの形状を再現することが求められます。


溶接・研磨

加工したパーツを溶接で接合し、什器の骨格を組み立てます。強度を保ちながら美しく仕上げるために、溶接痕を最小限に抑える技術が必要です。仮組みを行い、寸法やバランスを確認しながら進めるのが特徴です。

塗装・表面処理

用途やデザインに合わせて、粉体塗装やメッキ処理を施します。カラーリングや防錆処理を行うことで、見た目の美しさと耐久性を両立させます。店舗のイメージに合わせたカスタマイズも可能です。

検品・出荷

完成した什器は、寸法や強度、塗装の仕上がりを細かく検品します。基準をクリアした製品だけが梱包され、現場へ出荷されます。最終チェックを経てお客様のもとに届くことで、安心して長く使用いただける什器が完成します。

まとめ

スチール什器は、
設計 → 切断 → 加工 → 溶接 → 塗装 → 検品 → 出荷
という流れを経て完成します。

一つひとつの工程に職人の工夫と経験が詰まっているので、見た目の仕上がりや耐久性に大きな違いが生まれます。

コレカ株式会社では、図面設計から塗装・検品まで一貫対応。初めてのご発注でも安心してお任せいただけます。


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