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ショールームの壁面用にインロー棚を製作した話

2026.03.19
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壁一面に、商品を説明展示する棚を作りました。
棚板を取り付けるための金物が見えないインロー方式で施工しています。
現場の施工は弊社では行わなかったのですが、現場を見学させてもらいました。

壁に棚板を取り付ける方法

壁面に棚を取り付ける方法には、大きく分けて2パターンあります。
一つは、L型のアングル金物などを使って取り付ける方法です。

これは金物が見えます。


もう一つは、今回ご紹介する金物が見えないようにインロー構造と呼ぶ方法で取り付ける方法です。
棚板を壁面や下地側に仕込んだ突起物に差し込むことで固定します。
元々は印籠の蓋と本体がぴったりとはまる状態に由来すると言われています。




インロー棚を設置するための下準備

インローの部材をどのような形状にするかは、棚板のサイズや用途によって異なります。
アパレルや雑貨店などで、商品を陳列するのが目的なのであれば、商品の重さやサイズを考慮する必要が出てきます。
理想は、棚板の奥行に対して2/3程度は、インローの部材が棚板の中に入っている必要があります。


奥行きが深い場合には、角パイプとフラットバーをT字のように組み合わせて溶接した金物を使用することが多いです。

奥行きが浅く商品を飾るよりもその棚自体が装飾のような場合には、インローの部材を木の桟で横長に打ち込んではめ込むこともあります。

今回はショールームで一つの棚に一つの商品を展示する想定とのこと。
幅は狭いのですが、奥行きが深いのでインローは金物で作ることになりました。


そのインローの金物は、内装施工中の現場にお届けし下地の段階で取り付けます。
そうすることで、収まりも強度も保つことができます。


インロー金物の中に配線を仕込む

今回のインロー棚には、照明を埋め込む仕様になっています。
棚と棚の間隔が空いているだけではなくて、棚の枚数も多くすべての棚を一つのスイッチでオンオフできるようにする必要がありました。


インローの金物には角パイプを使用するので照明同士をつなぐ渡り線はそのパイプの中を通すことに。
1枚の棚板にインロー金物は2本。
隣の棚板用のインローに渡り線を通さないといけません。

壁の裏側には、分電盤を隠して設置するため人が行き来できる空間が設けられています。
なので、インロー金物がどのように施工されているかも見ることができました。

このように配線を通します。
実はこの配線は間違っていて、隣り合う棚のインローパイプに渡り線を通さなければいけなかったのですが、1枚の棚に2個つけるインローパイプに配線を通してしまっていました。
まだ、インローパイプを取り付けている途中で棚板を施工する前の状態だったので問題にはならず。

施工前には、何人かでチェックをすることも大切です。




チェックと言えば、この日は棚板の製作を始める前に、棚板を持ってチェックにきたのでした。
インロー棚のピッチの確認と、棚を差した時の角度に問題ないかなど。
インローの金物と棚のはめ込みの具合などもチェックして、棚板の量産に取り掛かりました。




棚板の取り付けと照明の繋ぎ込み

棚板の裏には、照明を埋め込むために溝を掘っています。
その溝+結線するための穴を目立たないように作っています。

渡り線と照明についているコネクタをカチッとはめて、インローの角パイプの中に逃がします。
細かい作業が必要で、ピンセットで線を引っ張ったりと苦労されながら職人さんは作業していました。

完成

苦労の甲斐があって完成したのがこちらです。


商品を並べて説明書きのPOPを斜めになっているところにアクリルを使って挟み込みます。
アクリルは傷がつきやすいので、養生をした状態に。

実際に商品を並べるとこのような形になりました。
真っ白い棚にカラフルなパッケージの商品が並んでいます。
今は平陳列ですが、実際には商品を立てて並べるそうです。

内装工事中から完成まで見届けることができ、とても勉強になりました。



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