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スチール工場で見かけた大型パイプについて

2025.11.26
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こんにちは、什器たろうです。
先日、スチール工場へ打ち合わせに伺った際、製作途中の大型パイプが整然と並んでいる様子を目にしました。
外径 89.1mm・長さ 5.5mの構造用鋼管で、強度が求められる用途に使われるとのことでした。

刻印入りの構造用鋼管「STK400」

パイプの側面には、次のような刻印がしっかり入っています。

MARUITI-T STK400-E-G 89.1×2.8×5500

一見すると専門的ですが、内容を分解すると理解しやすいものです。

  • MARUITI:丸一鋼管さんのパイプ
  • T:製造工場の記号
  • STK400:構造用鋼管。一定の強度を備えた規格材
  • E:電気抵抗溶接(ERW)
  • G:黒皮仕上げ(黒管)
  • 89.1×2.8×5500:外径 89.1mm、肉厚 2.8mm、長さ 5.5m

JIS の標準質量で換算すると、1本あたり約33kgあり、扱うだけでも相応の作業性が求められるサイズです。

加工の様子

協力工場では、レーザーカットしたベースプレートにパイプを差し込み、根元部分を全周溶接する工程が進行していました。
構造材として使用されるため、溶接も精度と均一性を重視した仕上がりになっています。

また、長尺パイプのため、

  • 長さ確認
  • 歪みチェック
  • グループ番号ごとの整理

といった基本作業も丁寧に行われ、現場への搬入後すぐに設置できるよう段取りが整えられていました。

コレカへのご相談について

今回のような構造用パイプやスチール加工の確認を行う中で、
イベントブースや商業施設の什器製作では、強度・精度・加工方法の選定がとても重要になります。

コレカ株式会社でも、
スチール・木工・樹脂など複数素材を組み合わせた什器製作や、
図面を基にした構造検討・アッセンブリー対応などのご相談を承っています。

「こういうスチール部材を使った什器は対応できるか?」
「強度が必要な構造物の相談をしたい」
といったお問い合わせがありましたら、お気軽にご連絡ください。


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