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木工製作工場に検品に行ってきました ― デリカ平台編

2025.10.01
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はじめに

こんにちは、什器たろうです。
今回は、スーパーの惣菜売場で使われる「デリカ平台」の検品に、川崎市の工場へ行ってきました。

食品を直接載せる什器だからこそ、品質や安全性の確認は欠かせません。
その様子を、ちょっとした“現場リポート”としてお届けします!


お世話になっている川崎の工場で

今回伺ったのは、いつも製作をお願いしている協力工場さん。
長く一緒にものづくりをしているパートナーで、職人さんの丁寧な手仕事にはいつも安心させられます。


検品で見ていること

工場に並んだデリカ平台を前に、まずは全体の出来栄えを確認。

  • 寸法が図面通りか
  • 平台の水平が取れているか
  • 接合部の強度
  • 角のR加工の安全性
  • 表面仕上げや塗装のきれいさ

メラミン天板のチェック

検品の中で、天板のメラミン化粧板が気温差によって少し伸びている箇所を見つけました。
このままにすると、剥がれや浮きの原因になる恐れがあるため、その場で職人さんにサンドペーパーで研磨し、段差を整える処理をお願いしました。


裏側の工夫はコレカ設計のこだわり

さらに、平台裏側のキャスターとアジャスターの固定方法も入念に確認しました。
実はここには、コレカの設計段階からの工夫が詰まっています。

デリカ平台は売場で頻繁に移動される什器。だからこそ、キャスターやアジャスターの取り付け部分に補強板を入れる仕様をあらかじめ設計に組み込み、強度を高めています。

見えない部分ですが、この補強のおかげでガタつきが少なく、長く安心してお使いいただけます。
「表は美しく、裏はしっかり堅牢に」──これがコレカの什器づくりの基本姿勢です。


出荷までしっかり確認

検品と修正を終えた平台は梱包され、トラックに積み込むところまで立ち会いました。
輸送中に傷や破損がないよう、緩衝材や固定方法もチェック。出荷まで責任を持って見届けます。


まとめ

今回の検品では、天板メラミンの伸びへの対応と、裏側の補強仕様を改めて確認しました。
目に見える表面だけでなく、裏側の細部にまでコレカの設計のこだわりを盛り込むことで、「安心して長く使える什器」を実現しています。

これからも、信頼できる工場と一緒に、品質第一の什器づくりを続けてまいります。


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